2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日高本線と富内線のモンゼツ旅の記録(その4)

(前項のつづき) さて、2017年の日高本線再訪の旅の記録を書くとしよう。今度は一人旅だった。 今回(2017年2月15日)もえりも岬そばの宿に宿泊したが、前の宿とは違う工事関係者が長期滞在するような労働者の汗臭い感じの宿だった。出てくる食べ物も質より…

日高本線と富内線のモンゼツ旅の記録(その3)

(前項のつづき) 【日高本線の旅の記録】 初回の列車旅と、不通になった後の代行バスで巡る2回目の日高本線の旅の記録を一緒に書こうと思ったが、書いているうちに長くなっているので、まずは昭和60(1985)年11月10日に様似から苫小牧まで初乗した記録を。…

日高本線と富内線のモンゼツ旅の記録(その2)

(前項のつづき) 【富内線の最初で最後の乗車記録】 昭和60(1985)年9月29日(日)の早朝に埼玉県与野市(現さいたま市)の自宅を出て、京浜東北線とモノレールで羽田空港に向かいANAの札幌行き始発で千歳空港に9時過ぎに到着。苫小牧11時23分発の富内線日…

日高本線と富内線のモンゼツ旅の記録(その1)

日高本線は、思いを遂げることなく、まもなく大部分が消滅する運命にある。 本線は、北海道の日高山脈の西南の太平洋沿いを苫小牧から様似(さまに)に至る全長146.5キロの長大なローカル線である。東海道線ならば、東京から東へ静岡県の吉原あたりまでの距離…