2018-08-10から1日間の記事一覧

やっぱ、北海道~(第14回)

(続き) 南大夕張鉄道の列車はすべてディーゼル機関車が客車をけん引するタイプだった。 その客車には二つの大きな特徴があった。一つは、客車内にダルマストーブがついていた。津軽鉄道と同じようなストーブだった。ただし、一両が長いため、前後二箇所に…

やっぱ、北海道~(第13回)

ⅳ.三菱大夕張鉄道(清水沢―南大夕張) 北海道は、明治時代に鉄道で開拓された未開の土地であった。 幸運なことに北海道には、石炭が豊富に埋蔵されていたので、それを採掘し、それが文明開化の時期の産業の勃興を促し、明治の日本全体の近代化を牽引した。 …

やっぱ、北海道~(第12回)

(続き) 追分駅の島式ホームの向かい側3番線に、室蘭本線の1両の岩見沢行が入線してくる。 また、右手駅舎側1番線には、特急スーパーとかちが5両編成で停車し、気ぜわしく出ていく。追分は接続駅であり、過去の列車が停車できるように長大なホームであるが…